SPFレコードの記述方法
IN TXT "v=spf1 +ip4:192.168.0.2 -all" 192.168.0.2のIPアドレスから送信されるメールは正しく、それ以外は正しくない
ディレクティブ | +ip4:xxx.xxx.xxx.xxxや+mxなどのMTAサーバー条件を記載 |
モディファイヤ | redirectやexplanationなどの動作を記載 |
ディレクティブはメカニズムとクオリファイヤで構成
v= | SPFバージョンの指定、例)v=spf1 |
all | 常に真の値をとる、一致しない全てのIPアドレスのためには-allと指定する |
a | ドメイン名が送信元MTAのIPアドレスに一致するAレコードを持っている場合、真 |
ip4 | ip4のIPアドレスを指定 |
ip6 | ip6のIPアドレスを指定 |
mx | 送信元MTAのIPアドレスがドメイン名に指定されているMXレコードの範囲にあれば、真 |
ptr | 送信元MTAのIPアドレス逆引きドメイン名を正引きした結果に、送信元MTAのIPアドレスが含まれて逆引きドメイン名が送信元ドメイン名の範囲であれば、真 |
include | ファイルをインクルードする |
クオリファイヤーはディレクティブの先頭1文字を指し、ステータスを決定する
省略された場合は+が設定されているものとして扱われる
ステータスによる配信制御は実際受信側MTAの設定に委ねられる
+ | Pass | 正当なメール |
- | Fail | 不当なメール(配信拒否される) |
~ | SoftFail | 不当なメール(配信される) |
? | Neutral | SPF未設定として扱われる |
dig hogeho.com txt