メモリの事
メモリの事。備忘録。
呼名の秘密
DIMM種類 | 帯域 | 呼名 |
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PC3-8500 | 8.5GB/s | DDR3-1066 |
PC3-10600 | 10.6GB/s | DDR3-1333 |
PC3-12800 | 12.8GB/s | DDR3-1600 |
DDRはDuble Data Rateで1回のクロックサイクルで2回データ転送できる。 533MHzの場合は1066MT/s(Mega Transfer per sec)となる。 DDR3は64bit信号線なので64bit(8byte)分のデータを入出力できる。 1秒間のデータ転送量は 8byte x 1066MT/s = 8528MB/s ≒ 8500 なので PC3-8500という呼名になる。
ランク?
ランクとはメモリコントローラがDRAMからデータを入出力できる単位の事。 ECCの場合はデータ64bit、ECC用8bitで72bitが1ランクとなる。
データ幅はDRAMチップがサポートする信号線の数。 8bitのデータ幅のDRAMチップの場合、9個で72bitとなり1ランクになる。 4bitの場合は、18個で1ランクとなる。
メモリチャネル辺りのランク数に制限があるので、注意しないといけない。
R-DIMM?
R-DIMMはRegistered DIMMの事。 レジスタチップを搭載しているので高度な制御が行えるため大容量化やミラーリングなどが可能となる。