Cloudnの基本
アカウント
最初に作成したアカウントが親アカウントとなる
ここから子アカウントが作成できる
作成上限数は20個ということだ
子アカウントは少し制限されているもののComputeやObjectStorageなど
各種サービスが利用可能
AmazonのIAMのように細かい制限を行うことは現時点ではできない(2013/11/25)
1契約毎のスナップショットは150個
定期スナップショットは8世代までOK
ID毎のマイテンプレートとISOイメージは100個、ただしCompute(VLAN)は30個
容量はマイテンプレートとISOイメージで100GB
Object Storage
データ保護は3分散、全て東日本ロケーション内、つまり東京
バケットは100個まで、1ユーザーID毎
1ファイルあたり5TB
1回のリクエストで送信できるファイルは500MB、それ以上は分散アップロード機能で対応
1回の分散アップロード数は10000個まで
Compute(FLAT)
- 1アカウントにつき仮想サーバー100台まで
- 東日本リージョンのみ
- OSからshutdownすることが出来ないのでコンパネからやらないとダメよ
- VMを削除してもリストから消えるまでに少し時間がかかる、24時間ぐらいね
- 仮想サーバーに直接グローバルIPが付与される
- ルートディスクは40GBまで無料
- Linuxのオフィシャルテンプレート使ったらルートディスクは15GBになる…なんでやねん!
- ルートディスクは仮想サーバー停止中も中身は消えない
- データディスク(ルートディスク含む)は1ユーザーあたり500個まで
- 1仮想サーバーあたり5台のデータディスクが接続可能
- ゾーンは今2つ、jp-e1aとjp-e1b
- セキュリティグループで簡易ファイヤーウォールできる
Compute(VLAN)
- 西日本、米国リージョンのみ
- VR(バーチャルルーター)にグローバルIPが付与され、各仮想サーバーはプライベートIP
- グローバルIP/プライベートIP共にランダム払い出しで任意IP設定不可
- VRにはファイヤーウォール、ロードバランサー機能が付随
- 1ユーザーで20台まで
- 1仮想サーバーあたりデータディスクは5台まで接続可能
- 1ユーザーあたりデータディスク(ルートディスク含む)は150個まで作成可能
- ネットワークは200Mbpsのベストエフォート
- 1契約につきグローバルIP1個は無料、追加は有料だが20個まで
- ロードバランサーの分散方式はラウンドロビン、リーストコネクション、ソースIPハッシングのみ
- ファイヤーウォールは送信元IPとポート番号での制御
- ファイヤーウォールのデフォルトはInboundがAll Deny、OutboundがAll Accept
- ドメイン管理者(DAと表記)とドメインユーザー(DUと表記)と呼ばれるIDが提供される
- 最初はDAのみが作成されている、DUは自分で作成管理
- DA/DUが仮想サーバーを作成した時点で追加グローバルIPアドレス料金がかかる
Compute VPC OpenNW
新しいサービスプランCompute VPC OpenNWタイプの件
- 1アカウントにつきVPCは5つ
- VPC毎にVRが1つ作成される、1Gbpsのベストエフォートで内部Computeが増えても帯域は変化なし
- パブリックIPは1アカウントにつき20個、送信元NAT用とでデフォで2つ振られる
- パブリックIPは10個まで無料(VPC用NAPTアドレス含む)、以降1つ1050円
- ソースNATは1仮想サーバーにつき1つまで
- VPNカスタマーゲートウェイは10個まで
- VPC内にサブネットを作成して通信する、サブネットは最大8個、VPCに設定したIPアドレス範囲内、最少サイズは/31
- 1つのVPCに対するVPN同時接続は8個まで
- 仮想サーバーのプランがv1からしかない。つまり月額945円ってやつがないってこと
- 1アカウントにつき仮想サーバー100台まで
- Zoneが2つある、jp-e1aとjp-e1b
- Zoneを跨いだVPCは作成不可
- VPCは1つ1050円かかる…えっ@@;
制限事項が色々あるのと、文言がバラバラなので注意が必要だな
Compute VPC ClosedNW
新しいサービスプランCompute VPC ClosedNWタイプの件
- NTTComのARCStar Univasal One(L3)経由で接続するサービス
- それ以外のネットワークからは接続できないっぽい
そんな余り回線ありませんので、確認できませんでした…orz
Load Balancing Advanced ( LBA )
CloudnのロードバランサーはVer2で機能が追加されました。
追加機能としては
- L4 SSLが対象にできるようになった
- Cookieを利用したセッション維持機能
- SSLの終端
- Sorryページの設定
- GUIコンソールの提供
LBA自体もスケールするので、CloudnのDNSサービスを利用するのが吉
っか、使わなければ恩恵を受けれない
Sorryページ
Sorryページの設定は、他サーバの特定URLに対するリダイレクトか
LBA自体にSorryページを設定するかが選択できる
LBAに設定する場合は、TITLEタグに表示される文字列と BODYタグに表示される文字列を登録できる
SSL証明書
SSL証明書は秘密鍵、証明書、中間CA証明書のそれぞれをテキスト文字列の貼付けで登録する
登録したSSL証明書は削除できない。登録が失敗したらLBA自体を削除して再作成ってな流れかな
LBAのスケール
LBA自体がスケールイン・アウトできるが、これは設定による
既定では複製数が 1 となっておりLBA数が変更されることはない
速度
速度の問題はなかなか計測できません。
それを前提に色々と考えましょう。
オフィシャルテンプレートのCentOS6.3 64bitでインストール直後
yum -y updateした結果
10m12s
まぁまぁ早いか。ComputeはEastのFLATでv1タイプ