AIPO(アイポ)
aipohttp://aipostyle.com/は日本発GPLのグループウェア
- DBにPostgreSQL 8.1.8をWebにTomcatを利用している
- 標準インストールパッケージには必要なモジュールが一式入っているのでインストールの前提条件が低くみえる
- シェルアクセスできる環境が必要でありスクリプトの中でシステム環境を書き換えているのでroot権限が必要となる
- sudoとか使っている!
- インストールはアーカイブの解凍から始まりPostgreSQLのコンパイルなどが実行されるために時間がかかる
- ソースからのインストールは難しいと思われる
- インストーラー付のアーカイブからインストールするのが無難
apacheのバーチャルホストにインストールする場合
バーチャルホストのディレクトリにaipoをインストールする
apacheのバーチャルドメインconfigに以下を設定
ProxyPreserveHost On ProxyPass /aipo/ http://localhost:81/aipo/ ProxyPassReverse /aipo/ http://localhost:81/aipo/
これでバーチャルホストの/aipo/に接続するとtomcat内のaipoに接続される!
aipoインストールディレクトリのbinの下にstartup.shがある
これを/etc/rc.localに突っ込んでおくと起動時に自動実行される!
DB接続部分
DB接続設定 <aipoインストールディレクトリ>/WEB-INF/conf/postgres/Org001DomainNode.driver.xml <driver project-version="2.0" class="org.postgresql.Driver"> <url value="jdbc:postgresql://localhost:5432/aipo"/> <connectionPool min="5" max="50" /> <login userName="aipo_postgres" password="aipopassword"/> </driver>
PostgreSQL無しのインストール
PostgreSQL無しのインストールについて考察
- PGSQLは8.1.8を利用している
- aipo_postgresqlユーザを作成してインストールされる
- port指定あり
- .pgpass生成あり
- DB名がorg001で固定されている
- ユーザ数無制限仕様になっている
- sample_dump内にデータベース名らしきディレクトリがあるが…
- startup.shとshutdown.shにpostgreSQLサーバの起動と停止がある
- aipoインストールディレクトリ配下にPostgreSQLがインストールされる
- aipo_postgresユーザのbash_profileにPostgreSQL用の記載あり
- UTF8とEUC用のインストーラーが付属してる
port番号チェックのときにservlistファイルを利用している
ここに記載されているポート番号は使ってなくても利用しないように書いてあるね…
っことで、まずは普通にインストールする
で、インストールされるaipo用postgresを利用してみようってわけ
インストールは/usr/local/aipoにする
これを(勝手に)素aipoと呼ぶ!
ここには素aipoと素postgres、素tomcat、素jreがインストールされる
ログはinstaller.logです
インストールされるpostgresユーザの名前とパスワードとポートを覚えておく
install.logの最後にも記録されているから忘れちまってもOK
aipoのインストール用ファイルを別の場所で展開する
UTF8用だけ今回は修正することにする
<aipo_dir>/bin/utf8/installer.sh | かなり修正 |
<aipo_dir>/src/bin/*.sh | 修正 |
これだけだね
全てinstaller.shで修正をかける!
- 素aipoの情報は素aipoインストール後に生成されるinstall.logから読み取ることにする
- 素aipoのpostgresユーザパスワード
- 素aipoのpostgresポート番号
- インストールするaipoのデータベースユーザ名とデータベース名はドメイン名を利用する\\しかし「.(ピリオド)」は利用できないので「_(アンダーバー)」に変換して使う
- apacheの設定ファイルも書き出す
- rootユーザのホーム下に.pgpassを作成
パッチファイルでーすaipo4040.0.1.patch.txt