WebminでPostfix
Postfixを利用するに辺り、Webminを久々に触ってみた。
Webminを利用することで簡単にPostfixをバーチャルドメイン化できると思ってみたが いやぁ~手間かかりますな。って事で備忘録を残しておかなければいけないと思いましたよ。
PostfixはSMTPサーバなので、POP/IMAPとしてはDovecotを採用します。 OSはSientifixLinux。RHEL系なので、RPMでバンとインストールできる手軽さ。
Webmin
WebminはサイトからRPMをダウンロードしてインストール。
超最低限基本設定を行った。 つまり
- 接続をSSL化(Webmin-ConfigurationのSSLでEnable SSLに、非SSL RequestのRedirectをYesに)
- 言語を日本語化(Webmin-LanguageでGlobalをJapanese UTF-8に、Webmin-ConfigurationのLanguageでJapanese UTF-8に)
です。(笑
これで、Webmin接続に対しては常に日本語でSSL経由となります。
Webminのサーバ項目にPostfixとDovecotがある事を確認。なければ、Un-used Modulesを開いてインストールしておくこと。
Postfixの設定
最低限だと考えているバーチャルドメインメールを受ける設定。 デフォルトでMailbox形式なので、これはMaildir形式に変更しておく。何かとMaildir形式の方が便利だからね。
- ローカル配送 「ユーザメールボックスがいるのホーム相対パス名」をMaildir/に
- 仮想ドメイン 「$opts_virtual_maps」をMap Specificationsを選択して/etc/postfix/virtualを設定
一度、保存して適用を実施
- 仮想ドメイン マッピングを新規作成できるようになっているはず
- 仮想ドメイン 新規のマッピングを選択、「説明」は空白で「マッピング名」にメールアドレスを入力して「マップ先」はリアルLinuxユーザ名を入力する
マップ先にLinuxユーザ名を入力するが、実際にOS上に作成される訳ではない。なので、ちゃんと手動で作成してあげないといけない。
ユーザ作成
マップ先として指定したLinuxユーザの作成
- システムのユーザおよびグループ 「新しいユーザを作成」を選択してユーザを作成します
- ユーザ名はどのドメイン用ユーザなのか、わかるようにしておいた方が良いよね
たとえば、hoge@domain.comの場合は、hoge-domain.comというLinuxユーザとか。
- ログインシェルは基本なしの方向で。メールユーザだからね。
Docevotの設定
とりあえずは、そのまま使えそうかな?
あ、一か所設定変更かな。
- Edit Config Filesで10-auth.confを選択して、disable_plaintext_auth = noを追記する
変更した後は、保存→Apply Configuration→Stop Dovecot Server→Start Dovecot Serverを忘れずに!